瓦にどんなイメージをお持ちですか？(Q＆A)

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瓦にどんなイメージをお持ちですか？(Q＆A)

Q．瓦屋根だと重くて、地震の時に崩れるんじゃないの？

A．被災される家の多くは、家そのものの問題が関係しています。
地震の場合、倒壊する原因としてあげられるのは、地盤が軟弱である事、建物の形状(左右非対称など)・強度に問題がある事です。
また、建築基準法で1981年に新耐震設計法が導入され屋根の重さを考慮するようになったため、瓦が直接の要因とは考えにくいです。

Q．瓦って和のイメージがあるけど洋風の家には合わないんじゃないの？

A．瓦には色々な種類があります。
純和風な住宅から最近流行りのシンプルでモダンな住宅まで、それぞれのイメージ・景観などを考慮してお選び頂けます。
和洋問わず瓦の屋根は高級感を増し、ご満足頂けると思います。

Q．瓦は他の屋根材よりお金がかかるんじゃないの？

A．確かに初期費用は高く感じると思います。でも長い目で見るとはるかに安いんです。
化粧スレートと呼ばれる屋根材と一般的な瓦の耐久年数を比べてみましょう。
化粧スレートは年月とともに老朽化し再塗装が必要です。一般的に化粧スレートは約10年で塗り替えを推奨されています。一方、陶器瓦は長い年月使用しても色落ちしないので、塗り替えの必要がありあません。
つまり20年30年と長いスパンで見て頂くと、一口に瓦が高いとは言えないのです。
お客様が屋根材を選ぶコツとしては、長い目でみて何が長持ちするのかを選ぶポイントにして頂けたらと思います。

Q．瓦屋根の良さって何？

A．新築やリフォームをお考えの時、日々目につく内装や外壁に重点を置かれ、屋根まで気がまわらない方が多いと思います。
でも、屋根って意外と大事なんです！！雨風から家を守るのはもちろんの事、屋根材によって日々の暮らしの快適さも変わってくるからです。
日本古来の歴史的建造物や身近にある寺社・仏閣の屋根を見るとほとんど瓦が使われているのが分かります。瓦は一枚一枚交換できコストが安く抑えられるので、古い建造物の多くに使われるようになったと言われています。特に瓦は耐火性が高いという利点から、城や蔵など重要な建造物の屋根に適しています。また一般の住宅でも、瓦屋根は夏は涼しく冬は暖かく過ごせると言われ、空調設備がない時代には、快適に過ごすために日本家屋に多く使われていました。
さらに、瓦屋根は金属屋根と比べると、雨音がしないという利点もあります。
この様に、瓦は遮音性が高く、断熱性・耐久性に優れているので、屋根材に適していると言えます。

日本は台風の被害が多いけど、瓦って簡単に落ちたり、飛ばされたりしないの？

A．ご安心下さい、瓦は進化しています。現在の瓦は瓦同士をかみ合わせる防災瓦です。特に平板瓦のスーパーロック工法は台風や地震の際に威力を発揮する瓦です。また、軽量を重視する瓦も様々あります。